ありがとうを何回言う?と質問された書道家の武田双雲さんが、少し考えて「ありがとうというよりも「ある」を考えます」と答えていました。
ここにあるものは、有難いものなので、まずあるを確認する。

脳は面白いシステムを持っていて、常にあるものをないことにします。
脳はあるのよりも、ないものに注目せよと私たちをコントロールします。

ないのにありがとうなんて言ってられませんよね。
飢餓や危機、不満足の状態で感謝するのは無理があります。
だから「ある」を思い出すために、まずはあるを確認する。

当たり前のことも、私たちの脳では常にあるというカテゴリーに入ってしまうから、よってそこからはなくなります。
思い出さないと、あるが故になくなるわけです。

脳は身体を守るためにそういうことをやってくれてます。
脳は圧倒的に身体の見方(笑)
心のことはほとんど無視しますから、ちゃんと思い出し、有難いことがここにあることに毎度びっくりして、脳を刺激してあげましょう。

心のことは私たちが意識を向けないとないがしろにされやすいからね!