悪気がないから続けてしまう
そんなことが人にはあります。

それが悪いことだったり、悪意があることなら、何かの拍子に人から指摘されたり、咎められたりして、制止される場合があります。
ですが、善意や優しさ、悪気のなさですることは、なかなか人に止めてもらえないという一面があります。
だから延々と続けてしまう。

頑張らせる、ということを考えます。
子どもに対して親がよくやってしまうことです。
子どもが何か上手にできたとき、親はとても嬉しいものです。
どうかしたら子どもより先に喜んで、先に喜びの頂点に達してしまいます。
すると親は「次は〇〇してみたら?」と勧めます。

子どもが親と同じタイミングで満足に達していたら、その指し示しは役に立つかもしれません。
でも早すぎる時が往々にしてあります。

子どもはやっとそれができた、やっと辿り着いた感覚を味わい尽くしていないかもしれません。
そこまでの過程をまだまだ反芻して、自分を褒めて、その到達点で楽しく過ごしていたいかもしれません。

高校受験がやっと終わって、入りたかった高校に入った途端に、そこの教師から大学受験の難しさを話されるみたいな(笑)
気持ち、萎えますよね。
メイン料理を食べてる時にコーヒーを飲めと言われてるみたいな。

次はこれしてみたら?
悪気なくそう言う人は、とっても優しくて、がんばり屋さんの親に多い気がします。

誰にも止めてもらえません。
あれ?噛み合わないな…スピード感が違うな…
そんなことを思ったら、ちょっと立ち止まってみてください。
味わう時間が必要です。

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