先日、播州清水寺を訪れました。
車で山道を登りましたが、相当な山上にそのお寺はありました。
黄色に染まる御神木のイチョウの足元や、江戸時代に積まれた苔むした石垣など、時間が創り出す景色はとても美しかったです。
こんなに山の奥に、人が訪れにくい場所に、これほどたくさんの木や石を運んでお寺をつくる必要ってなにかな、と考えます。
私にはこれもゼロ活に見えます。
里と山のエネルギーの調和を取るには、これほどのものを隠れた場所に建てる必要があるんだろうと思います。
同じく、先日テレビで命がけで登山をする人々のドキュメンタリーを見ました。
予定より2日ほど遅れて下山してきた登山家たちを、テレビクルーが涙を流して迎えました。
戻ってきた人たちも「生きていてよかった、家族に会いたい」と泣いていました。
この死とギリギリの場所で存在する登山家たちが、安心と安全に暮らす人々のエネルギーと相殺されているのかも知れない、と私は考えます。
合理的でないこと、無謀なこと。
一見、なくても良いように思うこと。
それらが、何処かの何かと調和するためにきちんと存在していることで、やっと私たちの今現在が成り立っているのだろうと考えています。
すべてが明らかになることはありませんが、この世は目に見えることだけでできてないんだよねって知っていると、腑に落ちることが多いです。
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