たくさんのキャラクター商品が並ぶ前で、お母さんと小学生くらいの息子が買い物をしている場面に出くわしました。
どれくらいの時間迷っていたのかはわかりませんが、お母さんが「選ぶのが遅すぎる、早く選んで!」と息子を叱っていました。
お母さんは続けて「そんなに決断力がなかったら、これから先どんな時も選び損なう、そしたらいいチャンスも全部なくなる」と言いました。
それはだいぶんキツい言い方でした。
こっそり親子を眺めていると、息子は言われてすぐに、自分の目の前にあった人形のついたキーホルダーを手に取り、これにするとお母さんに告げました。
お母さんはそのキーホルダーを見て、横のこれはこんなふうになってるけどこっちでいいの?と息子に聞きました。
(笑)おとぎばなし的な〜
たとえばもしお母さんに「自分の人生は決断力がなくてタイミングを逃したな」「私は迷ってばかりで損をしたな」という思いがあったら。
再びその場面を目の当たりにすれば、その後ろめたさを思い出します。
もちろん潜在意識なので、それを思い出したことは本人にはわかりません。
それでも、そんな嫌なことを思い出させた人は、今まさに自分に辛い思いをさせている相手。
その人からこれ以上攻撃を受けたくないので、防御的な攻撃をします。
それがキツい言葉になります。
これはお母さんが持つ後ろめたさが原因で、息子に向けられた言葉ですが、もしこの息子が、お母さんの言葉をまに受けて「自分は決断力のないチャンスを逃す人間だ」と信じてしまったら、いつかそれを思い出させた相手に、防御のための攻撃をするでしょう。
もし、お母さんが「自分はいつもいいタイミングで決断ができて、ラッキーな経験が多い」と思ってたら、息子がなかなか選べない様子を見ても、放つ言葉はぜんぜん違うものになります。
目の前の人には自分が映ってるだけですね。
そして、他者からむやみに投げかけられた言葉をまに受けて信じる必要はありません。
それは言葉を発した人の抱えている誤解です。
あなたにはそのままの形で関係するものではありません。
聞いてもスルーしてくださいね。
そして、この出来事は、私に必要だから見せられたんだろねと受け止めています。
不必要なことは、このお母さんにも息子にも私にも起こっていません。
それぞれに学ぶことが違うだけ。
それぞれにコツコツと誤解を解いていけたらいいな。
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