数年前に、私は夢うつつの中で、アーモンドの形をした青い顔だけの精霊に会いました。
アーモンドは柔らかなパネルに囲まれた空間にいて、狭い入り口からそこに入った私は、やっとのことでアーモンドの正面に立ちました。
私はその存在に「あなたはアニメなのか」と聞きましたが、アーモンドはそれには返事をしませんでした。
「未来の人物か」と聞いたら、アーモンドは「未来も今もない」と言いました。
アーモンドは顔のすぐ下に足があり、顔の横から手が生えている、幼児がよく描くような姿だったので「その容姿では嫌われるんじゃないか」と私が聞くと、アーモンドは「嫌う相手はいない」と言いました。
そして「愛する相手もいない」と言い、「ここでは自分を愛することができるかどうかだけだ」と答えました。
数年前の、おそらくたった数十秒の不思議なこのやり取りを、私は時折思い出します。
後から思うとその姿は私の大好きなポテトヘッドに似てるんだけど、アーモンドの表情は真逆。
やたらと暗くてどんよりして、とっぴな姿なのに、どこにもユニークさがない。
私はこのアーモンドの話したことを、この世の真理だと感じています。
そして、真理というものには、ユニークさはないのだろうと思います。
でも人間はユニークさが欲しい生き物(私はとくに!)
だからこんな真理には目を瞑り、なんでも面白くしたがる。
もちろんアーモンドは私にどうしろこうしろとは一切言わず、私から聞かれたことに答えただけだったけどね。
自分の世界のことだけを話す存在。
でもなんであんなにどんよりしてたんだ?
きっと、真理だけじゃ笑えないんだろうね。
今世の私たちは人間に生まれたんだから、ユニークさはとても大切。
覚悟して笑っていこう。
笑おう。
それは、人間界で真理を追ったものには絶対に必要なゼロ活だ!
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