今朝、テレビで、ボルダリングの特集を見ました。
壁に取り付けられているホールドは、試合の直前まで隠されているそうです。
公平を期するため、壁は競技者が一同に見るとのことです。
面白いのは、そのときライバル同士で壁のホールドについて、手をかけるのを左右どちらにするかや、壁全体のコースどりについて話し合うらしいのです（笑）
司会者の人が「嘘をつく人もいるんじゃない？」と冗談を言うと、コメンテーターの人が笑いながら「やっぱり正直な情報を出さないと、知りたい情報は入ってこないんでしょうね」と返しました。
うん、本当にそう思う！
コメンテーターの人は北京のオリンピックメダリストでした。
オリンピックを見ていると、表面的にはこれは身体の祭典のように見えますが、ここまで極めた人たちはみんな、身体を使った分と同じだけ、目に見えない内部に宿る霊的な部分を駆使して、この体験を真剣に楽しんでいるんだろうなと思います。
片方だけでは壊れてしまうんだよね、私たちという存在は。
「出したエネルギーが戻る」という単純な仕組みのこの世界。
出すところだけ、戻る部分だけを気にしたら、わからなくなって首を捻ることばかりになります。
どちらも捉えられたら、なるほどね！と思えることが増えます。
できるだけスッキリ過ごせたらいいですよね。
だってこんなに暑いんだしね（笑）
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