宇宙にはアカシックレコード（宇宙図書館とも）と呼ばれるものがあって、そこには私たちのデータがすべて保存されていると聞きます。
私が高校生の頃、母親がテレビで見たのか、突然「インドには自分の全てが書き込まれている「アガスティアの葉」という葉っぱがあるらしい、私それ見てみたいなぁ」と話していたことがあります。
当時の私は母が珍しくそういうことを言い出すことに驚いて「ちょっとお母さん大丈夫？」と思うだけでした（笑）
だってそんなの私にはまったく信じられない感じでした。
おそらく私には「すべてが書かれている」というイメージが浮かばなかったというのもあります。
だってどれだけ大きな葉っぱでも、人の人生すべて書き込むって無理やん！というのが私の正直な感想でした。
だけど、今の私の手には携帯があります。
葉っぱより小さいこの中に、どれほどのデータが入っているのか考えると、アガスティアの葉の言い伝えを信じる気持ちになります。
宇宙図書館には、永遠に私たちという存在のデータが保存されます。
それは、一度ネットに公開した情報が二度と消すことができないのと似ているように思います。
永遠に続く水の流れの中に、波紋のように私が広がり続ける。
不思議だけど、伝説の中に、たくさんの未来が隠されています。
繰り返すのみ。
そのことを教えているのかな。
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