アンティークを使うとき、その当時に使われていたのとは違う使い方をすることを「見立て使い」と言ったりします。

例えばコップを花瓶と見立てて使う、みたいなこと。


私がむかしにそういう雑誌を見て憧れたのが、アイロン台の見立て使い。

イギリスアンティークのアイロン台は背が高くて木製のものが多く、雑誌ではそれをカウンターテーブルとして使っていて、そこで朝食を食べていました。

狭い部屋でもそれだとスペースも小さくてカッコいい。


娘が一人暮らしをするときに、そんな私の憧れを実現したくて、IKEAで背の高いアイロン台を買ったのですが

大きすぎた(笑)部屋いっぱいアイロン台!


何年も使えずに私が持っていたのですが、このたび庭テーブルとして使うことに。

布を取り去ってアイアンの雰囲気で使うとまぁまぁいい感じです。


なんか変化つけて日々を過ごそうと必死なだけなんですが(笑)

何かを違う目で捉えて、別の意味を生み出す。

そのチャレンジは自分の思い込みを外すいい練習になります。


見立て使いは、その形をそっくりそのまま使うというのがミソで、解体したり、作り変えたりするものではありません。


相手を変えるのではなく、こっちの捉え方や意味づけを変えるというのが大切なポイント。

こっちのアイデアやセンスが問われる、それを楽しむものです。


もうちょっと短ければもうちょっと大きければもっと軽ければ相手に注文付け続けてもダメ。

それはそのまんまで素晴らしい。

見立て使いは、こっちの発想で別のものへと変化します。


もちろん必死で考えないといけない題材も多い(笑)

パパッと転換できたら自分を褒めてあげましょう。

そして首を捻ってウンウン悩む時間も楽しみましょね。


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