私の小さい頃はビデオなどなかったので、色んな名作映画が毎週テレビで放映されていて、家族みんなで見ていました。


「ローマの休日」「禁じられた遊び」「小さな恋のメロディ」「明日に向かって撃て」「シェーン」


色んな映画を見ましたが、やり切れないラストの映画がたくさんありました。


ローマの休日など、子どもの私にしたら「は?」というところでおしまいに。

「あのあと2人はどうなったの?」と親に聞くと「立場が違うからね、あのまま別れていくよ」と言うだけ。

さらに「は?」でした。

再放送で何回見ても「こんな別れうそだー、そんなのいやだ」と、受け入れられませんでした(笑)


そのときはまったくわからなかったのです。

当時の私は、物語は切なくない結果になること、ハッピーエンドが正しい方向だと思ってました。

シェーンは翌日には戻ってくるほうがいい!と思ってました。


みんなが「素敵、心に残るな…」と感じる映画は、ほとんどが「切なくなることが目的」の物語でした。

切ないという気持ちになってこそのもの。


私にはわかってなかったなぁ。

人々が望んで、映画から「切ない」という気持ちを与えられてるのだなんて。


さて、当時の私のように、切ない気持ちに我慢できない、恋する人々よ!

あなたがしてるのは恋ですから、当然それは切ないものなのです。

「やだー、つらいー、むりー」などと言わず、ただただ切ないを堪能してください。

恋とはそれを与えるものです。


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