先日、古伊万里展を見に兵庫陶芸美術館へ行きました。
今回の展示はほとんどが25年もむかしに、佐賀県の美術館で見たお皿です。
柴田夫婦コレクション。
懐かしく眺めて来ました。
本当に美しい古いお皿の絵柄や色合い。
惚れ惚れします。
江戸時代って1603年 – 1868年なんですが、当時は人々の食文化もどんどん変わり、大皿料理が増えた時に、絢爛豪華な絵付けがされた伊万里の大皿が作られたとか。
また、倹約令が出されてからは、お皿も大量生産されるようになりましたが、そんなお皿には簡素で素朴な絵が描かれました。
そういったお皿には、当時の民衆の粋や美意識が溢れています。
創る天命の人々のエネルギー!
ため息が出るくらい素晴らしいです。
豪華なお皿を見ると、私はお岩さんを思い出します(笑)
宝石なんてない頃、お皿ってその家の家宝だったんですよね。
そんなのを割ったら、本当にえらいことだったと思います。
大好きで欲しいものを見ると、物欲感という純粋なエネルギーが高まります(笑)
江戸時代の頃、400〜150年前のお皿は今も手にとって眺められますからね。
久しぶりの美術館で、純粋性を取り戻した気持ちになりました。
またお店覗こう。
【お知らせ】
下記のメールでご予約いただいて、三宮や元町のカフェにて対面鑑定しています。
遠慮なくいつでもお気軽にメールをください。
こちらからのお申し出には早めにお返事しますのでご安心を。
roxy.emiko@gmail.com
電話鑑定、メール鑑定もできます。詳細はメールにてお返事します。