平等ってなんだろうと考えるとき、私は聖書の「放蕩息子」という物語を思い出します。
ある時、大金持ちのお父さんに財産分与を迫り、実家を飛び出た弟が、結局遊び呆けて出先で困窮し、死にそうになったので、奉公人でいいからお父さんのとこで雇ってもらおうと実家に帰ります。
お父さんは息子が帰ってきてくれたことを心底喜び、すぐに美しい着物に着替えさせ、指輪をはめてやり、ご馳走を整えます。
それをみていた兄が怒って「どうしてあなたのもとでずっと働いてきた私にはなにもくれず、なにもしていない弟にそんなにしてやるのですか?」と父親に尋ねます。
するとお父さんは兄にこう言います「お前はずっと私と一緒にいて、すでに何もかも持っている。すべてお前のものだよ。でも彼は死んでいたのが生き返り、ここに帰ってきたんだよ、そりゃものすごく喜ぶよ」
平等って、みんなそれぞれにその人にとって必要なことが与えられるってことかな?と私は思います。
お兄さんは弟が与えられたものはぜんぶ持ってたんだもんね。
そしてお兄さんは、誰からもなにも奪われていません。
平等ってご褒美ではなく、権利でもなく、みんなに分け与えられ、そしてみな同じように安心するということだと、思います。
聖書にはこんな話が他にも書いてあって、神様ってこんな感じのことするよと教えています(笑)
感情で読むのではなく、「神様のすることってそっちか〜」と読むと、色んなことを感じられます。
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