お盆の帰省時期に大きな台風がやって来るようで、落ち着かない方も多いと思います。


台風のことで今も妹とよく思い出すのが、おばあちゃんのことです。

私と妹がどちらも幼稚園の年の頃、一番下の妹が生まれたので、母が大変だろうと、少しの間だけおばあちゃんが住むマンションで面倒をみてもらうことになりました。


当時ですから、おばあちゃんはマンションの近くに畑を借りていて、その日私たちに「ちょっと留守番をしていて」と言って、朝早く出かけました。


するとその間に台風が来たのです!

大雨と大風。

私は妹と2人、マンションの中にいましたがとにかく怖い。

私はマンションの玄関の鍵をかけました。


そこに大慌てで、びしょ濡れになったおばあちゃんが帰ってきました。

が、入ろうとしても、玄関に鍵!

おばあちゃんはドンドンと扉を叩き「えみちゃん、開けて!」と叫びました。


「いややー、いややー」と私。

ドンドン「えみちゃん!」「開けて〜」ドンドン「いややー」

「開けたら台風が入って来るから開けられへんー」


私は台風のことを擬人化してたのだと思うのですけど、扉からおばあちゃんと一緒に台風が入ってきて大暴れしてしまうと信じていて(笑)とにかく開けない!と粘った。


妹は怖くて(おばあちゃんを締め出す姉の姿とか、色んなことが 笑)奥の部屋に逃げ込んでいました。


この話をするとき妹は必ず

「えみちゃん、開けてー」と、おばあちゃんの口まねをします。

あんなに優しいおばあちゃんを締め出す私。

恐怖心ってほんまになにをするやら(笑)


子どもって擬人化してますからね。

地震来たとか、台風来るとか、子どもの頭の中では完全に人型をしてるので(笑)

皆さんもぜひいろんなことを気をつけてくださいね。

もちろん明日も。


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