友人に車で迎えに来てもらい、今朝は4時半に家を出て、6時から始まる「象鼻杯(ぞうびはい)」なるものを体験するため、万博記念公園へ向かいました。
万博記念公園の中にある、日本庭園のハス池に着くと、大きな丸い葉っぱが生い茂る中に、真っ白や薄ピンクの大輪のハスの花が開いていて、それはそれは美しい光景が広がっていました。
今日の薄曇りの天気の中で見るハス池は、完璧な冥土感。
この世のあの世でした。
間近でハスの花を見て、
「あーこれね、お寺で見てきた装飾はこれが元なわけね」と、今まで実際にハスの花を見たことがなかったなぁと思いました。
端っこに咲いていたハスの花を匂ってみると、ちょっと意外な感じで、ミントのような少しすっぱいはっきりとした香りがしました。
そして象鼻杯。
ものすごく大きなハスの葉の中に、日本酒を垂らし、それをながーい茎の端っこからチューっと吸う。
それが象鼻杯!
こんな儀式があるなんて知らなかった〜
もちろんひとりでそんなことできないので、菊正宗の人たちが全面的に補助をしてくれます(笑)
早朝大きなハスの葉を切り取り、うまく飲み物が茎に入って行くように葉の真ん中にキリで穴を開けるそうです。
そして、椅子に座わると、菊正宗の人々が「お酒にしますか?お茶にしますか?」とにこやかに聞き、私はにこやかに「お酒で」と答えます。
そこで私の目の前で茎の端っこをハサミでジョキっと切って、
「じゃ、ここから吸ってくださいねー」と茎を口元に差し出してくれます。
そう!その茎をくわえたら、なんと象の鼻のようになる(笑)
そして菊正宗の人々が葉っぱの中にお酒を垂らし、葉を少し上に持ち上げてくれます。
茎をチューと吸うと、はじめにふわっと日本酒の香りが広がって、そのあとスポンジ状の茎の中を通り抜け、お酒がすこーし口の中を湿らせる感じで味わえます、
象鼻杯、爽やか!
私にしては遠慮がちにチューとしたつもりでしたが、菊正宗の人から「お!早いっ、肺が強い」と、私の吸いっぷりの良さを褒められました(笑)象鼻杯だけに?
誘ってもらわなかったら、まず知り得なかった体験、楽しかったです。
万博記念公園も初めて歩きましたが、大自然を満喫(笑)また行きたい。
早起きは三文の徳を実感しました。
今眠いけど!
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