タロットを挟み、色んな方と向かい合って話していると、ときおり忘却の彼方に埋もれている自分の体験が思い起こされます。


今では自分のことじゃないみたいに「あのときは苦しんでたなぁ」などと懐かしく感じます。

でも、当時かなり苦しんだからこそ、その時の気付きを忘れないでいます。

それが自分に対する知恵みたいになって、励みになったり、拠り所となったりします。


人生は長いので、誰しもあると思いますが、私もかなり思いつめた時があって、四六時中思って考えてを繰り返していた時に、

「こんな気持ちでいるのに、どうして私は気が狂えないんだろう」と思っていました。

毎朝起きるたびに、私は相変わらず正気でいる自分を恨めしく思っていました。

気が狂うこともできないのかと。


そのとき私は、自分はどんなに悩んだとしても大丈夫な人間なんだと知りました。

だからそこからは、なにかで迷っても「これ以上考えたら変になるかも?」などと思わずにすみました。

あの頃の気付きのおかげで、私はもっともっと悩んでも自分は大丈夫と知っていたので、考え続けることが怖くなかったのだと思います。


ある程度思い詰めることも人生には必要な場合があります。

でもそのときは、どこかでちゃんと自分のことを見つめてる自分を存在させてください。

自分のことを助けてあげられるのはその立ち位置の自分です。

どうか今どんなに苦しくても、そこから懸命に呼びかけている自分の声を聞いてあげてください。


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