「すっぱい梅干し」と聞いただけで、日本人ならではのじんわり反応が起こります。
あれってわざとやってるわけではなく、私のどっからか注文が下り、私の舌が「いらっしゃーい」とその注文にたちまちお応えしているわけです。
止める間もない。
先日「よかった…」と小さく独り言を言い、じんわり安心感が胸に広がりつつある中、
「ん？あれ？なにが？」と思いました。
私よ、なにがよかったの？と。
は？最近割と悩むこと起きたよね？
どのことよ？
そうしてちょっと考えて、やっともしやあれのことか！と思い出したことがひとつありました。
たとえそれが「あ、そ、そのこと…」くらいのテンションのものでも、
自分が「よかった」と言ったら安心感がじんわりですよ（笑）
言葉はものすごいパワーで私たちの身体に響き、その人の認識通りのことを身体にあらわします。
私たちはその言葉の認識に従って瞬間的に身体に起こす反応を変えています。
それを食べたかどうかではなく、
いいことの内容がどうあれ。
私たちは言葉のパワーを使って、自分の身体をいたわってあげられるのです。
人に話しかける言葉だって、自分に響いて身体に反応を起こします。
優しい言葉、元気になる言葉は、自分のためのものです。
もちろん反対のことも同じ。
自分が発する言葉は、ぜんぶ自分が聞いていて、自分に響いています。
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