先程ハンドルコンサートが終わりました。
寒い中(ホントに)お越し下さった皆さまありがとうございました。
演奏が終わると色々あーあと思うこともありますが(笑)これでやっと緊張から解放された~という喜び以上のものはないので、その気持ちを噛みしめながら仲間と今年もロイホで乾杯しています(笑)
ハンドベルでの音楽作りほど、他者と自分の違いを感じるものはないと思います。
同じ音色の楽器を使っているのにね(笑)
だからこそ、結局は人と人の違いを感じるわけです。
音の強弱やテンポの掴み方が、一人一人ホントに違うのです。
最初にバラバラなものが、譲り合って、協調しあって段々と秩序立って揃っていくのは、それは素粒子の動きと同じです。
目に見えない感情や、思いが揃い始めてひとつの流れを作り出し、それが音楽になって聞こえる。
いちいち言葉にしていないけれど、私たちはベルの演奏でそんな体験をしています。
ベルがそういう体験をする楽器でなければ、ただの出し物になってしまう。
私はそんな風に思っています。
ハンドベルの演奏を聴いた方が、音楽以上のものを感じてくださるのは、自分や自分以外をつくっているおおもと、同じひとつの源を思い出すからなんじゃないかな。
私たちはバラバラであるようで、ひとつに向かって揃うことができる存在なんだと思います。
川の支流が秩序に従い集まり始め、やがて大海となる。
すべての素粒子は姿を変え、響を変えては繰り返し同じことを見せているなぁと思います。
私たちそのものの姿を、ここにあるすべてが映しています。
ベルの音は分離なき世界の音です。
【お知らせ】
モダナークギャラリーの日程です。
12月12日(水曜)
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他の日は元町のカフェにて対面鑑定しています。
電話鑑定も承ります。
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