アルフィーの高見沢さんがネックが二本あるエレキギターを演奏してるのを見たことがありますか?

普通のギターには5本の弦がついてますが、それには10本。

とてもかっこいいギターでした。


例えば私たち自身がギターだとして。

私たちに数え切れないほどの弦が張られていると想像してください。


ご存知のようにギターやバイオリンなど、弦楽器は弦の一本一本が違う高さの音をだすよう振動します。

振動を変化させる、弦を押さえる指は私たちの意図です。

押さえた弦をかき鳴らす指や弓のスピードが、さらに振動を加え音の表現を変えます。


弦楽器は限られた本数の弦が張られていて、出せる音の領域というのがあります。

でも、もし私たちに無数の弦が張られているとしたら。

その領域は無限です。


私の考えるパラレルワールドは、無数の弦に私たちの想像という無数の意図が乗せられて現れるもの。

弦はとなり同士似たような形ですが、生じる振動で現れる音色は大きく変わります。


そしてもし出したいと願う音色が、いま奏でている弦の上になければ、それがどれだけ離れていても、ひとっ飛びに別の弦に飛び移ることができるということを忘れないでください。

私たちは即座に指を動かして、音色を変えることができます。

無数にあるパラレルワールドへひとっ飛びです。


【お知らせ】   

5月モダナークギャラリーの日程です。   

5月24日、31日(木曜)

ご予約roxy.emiko@gmail.com 

他の日は元町のカフェにて鑑定しています。   

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