今日モダナークギャラリーにお越し下さったお客さま、ありがとうのございました。


三匹の子ブタの物語を知っていますよね。

三匹の子ブタの兄弟が、それぞれ自分で考えた材料でお家を作るという物語です。


三匹はそれぞれに、わらや木やレンガでお家を作りますが、わらと木で作った家はオオカミの息であっという間に吹き飛ばられてしまいます。

そして、二匹はレンガのお家に逃げ込み、丈夫な家に守られて無事でした。


さて、オオカミがいなくなってから、二匹はまたわらや木で家を作るでしょうか?

もちろん、ノーです。

レンガで作ります。

学びましたから!(笑)


私にとって、家を作る材料は自分が目指していることです。

好きなことだったり、果たしたいことだったり、到達したい感覚です。


それが丈夫でなかったら、この世界は自分で色んなオオカミが登場するように設定していますから、やわな材料だと家はパタパタつぶれます(笑)

つぶれないような材料で作らなくちゃ!


そもそもわらはそこらへんにあったのを、ちょいちょい集めた材料でした。

木も落ちてた小枝を拾って、得した、早かった、これはいいものだと使った材料です。

脳みそは喜んでいたと思います。

隣の子ブタも自分と同じようにしてたので、安心していたかも知れません。


吹き飛ばされない材料は、自分で発見しなくちゃね。

それを知りたくて、オオカミを登場させていますよ。

「オオカミがいなかったら、わらの家に住んでいられたのに!」

そう思う人は、次のオオカミに怯えながら、またわらで家を作ります。

そして。案の定次のオオカミを登場させます(笑)


やわなことでは倒れない材料、それを見つけたくて私たちは何度もトライします。

そうと知ったら、オオカミなんて怖くない!