この季節、お花屋さんを覗くとチューリップやミモザなど、春のお花がずらりと並んでいますね。
色鮮やかで本当にきれい。
ネットを開くとニュースに混じって、子犬や子猫のあどけない様子の映像がたくさん配信されていて、うっかりそっちを見るのに時間を取られたりします。
これからだんだん暖かくなると、バギーに乗ったかわいい赤ちゃんを大勢見かけることになると思います。
お花やペットや赤ちゃん。
きれいでかわいくて、まさに輝いて見える存在。
さて、あなたはそんな存在と自分が、等しく輝いていることを知っていますか?
私たちは誰もが、可憐なお花、小さき尊い動物や赤ちゃんと等しく輝いているのです。
等しく思えませんか?(笑)
人間の方が、大人になってる方が、強くてズルくて汚れているように思えますか?
それは勘違いです。
お花がきれいで、動物がいじらしく、赤ちゃんが無垢に見えるのは、私たちがそのような存在だから、そう見えるのです。
世界は自分を映す鏡の仕組みで、私たちに私たちの真の姿を見せるのですが、人はそれを信じません。
信じない心は「自分は輝いていない」と否定を始めます。
否定を信じるために、
こんなに人間や大人はひどいんだよ!
こんなことやあんなことをするんだ!と言い募ります。
でも、人間である、大人である自分を厳しく攻撃し続けると心が折れてしまうので、私たちはこう言い換えます。
「あの人間はあんなことをしてる!」
「あの人はひどいことを平気でする」
「あの大人は汚い、あんな人間最悪」
自分なんかは輝いていないと感じる居心地の悪さは、矛先を他人へ向けます。
それが他人への批判や攻撃です。
もし、私たちが、自分の輝きを信じることができたら。
誰にも不平や不満を感じなくて済むのです。