友だちとラーメン屋さんに入った時のこと。
ちょっと手狭だけど、人気のお店はその日も混んでいました。
その日、私たちのお隣の席の男性が一人で静かに食べて、食べ終わってからタバコを吸いました。
真横の席なので煙もしっかり目に見える感じ(笑)
私はすごくタバコの煙と臭いが苦手で、普段なら禁煙のお店を選ぶなどするのですが、その時は、あ、ここタバコ吸えるお店だったんだとその時わかりました。
そしてその方は静かに一本吸ってさっと帰られました。
ちょっと前から自分の『タバコが苦手すぎる』ことについて考えていたのですが、改めて苦手すぎるのは良くないと、そろそろ本気でタバコと自分を合わせないとなぁと思いました。
すると翌日テレビでタバコについて激しく討論している番組を見ることになり(笑)そのきっかけで夫の会社のタバコの話を聞くことになりました。
夫いわく、喫煙所でタバコを吸って戻って来る人がすごくタバコ臭いから、深呼吸してから入ってきてと言うんだとのこと。
「え?ちょっと待って、深呼吸したら臭い消えるなんて、なんとなくそう思って人に言うのはよくないと思うよ」と私。
「それに、人に臭いからこうしてと言うのは、あなた加齢臭だからこうしてと言われるのと同じだよ」と言いました。
夫は「それとこれは違う」と言いました。
で、こういうのはいっぺんに詰める必要はないので、話はそこで終わりました。
タバコは私にとって苦手な香りなだけなので、悪ではありません。
タバコを毒ガスみたいに扱ってしまうのはどうなんだろうか?と。
それはやっぱりヘンです。毒ガスじゃないし。
イヤだなぁと思いすぎる私の苦手意識を和らげたいと思います。
タバコは別の問題として、煙の健康被害なども絡むので、自分の外側にいろんな悪を出現させるアイテムとして、立派な活躍するなぁと感心します(笑)
ひどく憎く思ったり、ひどい拒否感を感じるものを減らすこと。
それも私にとって“ゆるす”につながることなので、自分をなんとかしたいと思っています。
で、タバコで匂っても、加齢で匂っても、人に向かって臭いと批判するのは同じことです。
両方とも自分の好みで堂々と人を批判しているのです。
おいおいね、焦らずに、でも時短を望みながら。
苦手がなくなると批判もしなくて済むよねぇと、思っています。