NHKの大河ドラマで“西郷どん”が始まりました。

主人公を演じる役者さんが好きなので見てみました。

西郷隆盛は1828年に生まれています。

今から190年前の生まれですね。


初回は幼少期の西郷隆盛が仲間と勉強したり、地域の子どもと競争したりします。

その中で女の子が男の子のフリをし、仲間に入り込むというエピソードがあり、結局その子は女の子だとバレて追い返されます。

勉強することはもちろん、日々の暮らし、習慣、しつけ。

常識として男と女は分けられ、差をつけられる状況が描かれていました。


さて、別の日、アンナチュラルというドラマを見ました。

その回、主人公の女性が男性検事に、女はヒステリーだとか、信用できないなどと、なじられる場面がありました。

ちょっと私はびっくりしたんです、

「え?この時代になっても未だにこういう男女差ネタをやるの?」と。

そしてさらにびっくりしたことに、ドラマの男性検事のセリフを聞いてて『イラッ』としてる自分に気付いたんですよ!

もうね!自分に呆れた。

「私まだこのネタでイラッとするのか?」って。


男はこうあるべき、女はこうあるべき、なんてない!

そう思ってるつもりなのに、結局はつもりなんだろうなぁ。

学んだつもりで、まったく学べてない。

“そんな差はどこにもない”とわかっていれば、イラッとはしないはず。

「そんなのない」ことにできてないなぁ…と改めて自分の考えを知った気がしました。

だから同じネタを繰り返し繰り返し見せられる。


女は素晴らしい!

男のくせに仕事ができない

女のリーダー

女ならできるのに


これ全部同じこと。

反対の間違いを主張してるだけ。


今あなたがイラっとしてることは、もしや190年前から変わってないネタなんてことありませんか?


何度も何度も見せられることは、気付きなさいというメッセージです。

人は身体じゃない。魂で見なくちゃね。

この繰り返される世界で、男や女をやりながら、みんないろんな勉強中なんだから。


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2月16日、23日(どちはも金曜) 

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