朝起きるとうっすら雪が積もっていたり、日中でもチラチラ降ったりと、今週、私の住んでる場所ではやっと初雪。

寒い週末になりました。


この10日間ほど「岩根和郎著 暗号は解読された 般若心経 」を読んでいました。

なかなか骨の折れる文章だったので、ちょびっとずつしか読めなかった(すぐ眠たくなるので 笑)

去年読んで圧倒された「神の使者」と少し重なるところがあったので、ようやく読めた感じです。


文章に書き手の「どうにか、なんとか伝えたいっ!」という気持ちが溢れかえっており、かえって読み辛くなるという(笑)

この“なんとか”ってとこは、自分と重なるよねぇと思いつつ、気持ちはわかるわかると読みました。


伝えるって難しいもんですよね。

表現や文章も、電話でもメールでもね。

伝えられたかどうかの結果は相手任せでいいと思ってます。

伝えたいなら、出来るだけ伝わるような工夫をしていますか?ってことが私に問われている部分。


天命が「他人に向けた戦い」の人は、ずっと伝える工夫をし続けていると思います。

これも人がいてくれて初めて成立する天命なので、伝わりにくい相手こそ、ありがたーい存在です(笑)

どんなに骨が折れてもです。

それは私のための人(笑)


今回読んだ本で改めて般若心経はすごいなぁと思いました。

なにが言いたいの?と感じる262文字の中に、明らかに「どうにか、なんとか伝えたいっ」という思いが詰まりに詰まっているのです。

般若心経の作者は自らの名を伏せて、このマントラが幾千年も唱え続けられるよう仕組んでいます。

それは、なんとか伝えたいからです。

この本では、2400年間タイムカプセルに封じるようにして唱え続けられできた言霊が、

いま私たちに向けて放っている『空』についてのメッセージを解き明かそうとしています。


伝えたいんだもんね。

2400年前、どれほど「なんとか!」って思って般若心経は作られたのだろう。


私もいつだってあなたに、なんとか伝えたいと思っています。