今日は今年初のハンドベルの練習でした。

次の日曜日、1月14日に頌栄短期大学のチャペルにおいて、

「阪神淡路大震災メモリアルハンドベルコンサート」を開催します。

開場14:30 開演15:00

ぜひお立ち寄りください。


このコンサートでは、娘よりも若い学生さん達と共演しますので、見た目も新鮮ですよ(笑)


久しぶりにメンバーと会い、練習したり、話し合ったり。

そんな楽しい時間に感じたことは、これってメインはなんだろう?ということでした。


もちろん私たちはベルを演奏するために集まっているのですが、実はメインは演奏ではなく“ゆるすこと”をしています。


ベル独特のことですが、この楽器は自分だけじゃどうしようもないのです(笑)

演奏中、となりの人は私のミスをゆるし続けています。

そして、私自信も自分のミスをゆるし続けています。


曲はたとえ音やリズムをミスしてもどんどん進みますから、ミスした自分を即ゆるして次の音に集中しないといけません。

演奏をミスしたときは、おそらく聴いている方々の想像以上に私たちはヘコんでいます。

心がものすごく折れます。

でも!折れたままではいられないので自分のミスをゆるし続けます。


さて、思い出してください。

ゆるすとはそこに罪などないと気付くことです。

人をゆるしてあげるとか、人からゆるしてもらってるというのとは違うのです。

そもそもそこには初めから罪なんかないと気付くことがゆるすということ。


ベルをしながら、私たちは罪なんかないと気付き続けてるわけです。

演奏中になにがあっても、

「そんなことなんにもなかったよ」って感じで表情を変えません(笑)


私が逃げても逃げてもここに引き戻されたのは、必要だったからです。


「何度も何度もゆるし続けること」

ハンドベルのメインです。