人から注意をされたくないから、合理的に仕事をこないしている。

家族から指摘されたくないから、きちんと家事をしてる。

人に迷惑をかけたくないから、なんでも自分でやる。


お客さまと話してて、こういう言葉が出て来ると、どこから話せばいいだろう…とちょっと迷います。

だって、やってることはぜんぜん間違ってないからです。

そう話す人はとても真面目だし、綺麗好きだったり、合理的な考えの持ち主だったりします。

でも、どこか行動が取引みたいになってる感じもします。


「私はこうするから、あなたはこれはしないでよ!」

「私がここまでやれば誰も何も言わないだろう」

こういう気持ちの裏側には、

「私に文句を言わないで!」

「怒られる人は合理的でないからだ」

「迷惑をかけられたくない…」

こんな気持ちが隠れています。


自分の行動を、なにかの交換条件みたいに思わなくていいんですよ。

「私は早め早めに仕事を片付けるのが好み」

「私は家事が得意!」

「私は合理的なことが気持ちいいと感じる」

ただそれだけでいいんです。

そのことを自分を守る鎧にしなくても大丈夫。


大切に思っていることがみんなそれぞれ違うので、時にはこちらの予想を超えるコミュニケーション(怒る、けなす、批判、否定)に驚くことがあります(笑)

なので確かに取引したり、防御をしたくなるかもしれません。


でも、どんなに防御しても、ここでは自分のほうに学びがあればそのコミュニケーションは起きる設定なのです。

学びを避けるための交換条件もないし、取引もありません。だから、

「私はこんなに一生懸命やってるのに!」と思っても、学びがあれば色々なコミュニケーションが投げかけられます。


“この世界の仕組みに交換条件はないんですよ〜”

このことをどこから話せばいいのかなーと迷います。

でもすごく伝えたいことなので、今年も迷いながら話し続けますよ!