身近な人に対し、怒りながら
「なんとか間違いを正してあげたい!」と考えている人へ、
「まずあなたがその怒りを手放してください」と伝えたいと思います。
わからせたい、気付かせたい、思い知らせたい…
これぜんぶ、こちら側の好みの押し付けです。
もちろん、こうして欲しい、これだと助かる、このことで困ってるんですと伝え、話し合うことは大切なコミュニケーションです。
どこが違うの?と思う人もいるかもしれません。
いちばん違うのは怒りがあるかないかですよ。
怒りを手放すために、この世界に“普通”はないと気付いてください(あれは普通じゃない!と怒ってる人が多すぎるので 笑)
自分の考えていることがいかに真っ当で、正しくて、思いやりがあると思えても、それが普通でもなく、怒ってたら台無し。
人それぞれに学びが違うので、この世界で知りたいことも違うのです。
自分の怒りの原因はなにか、ちょっと考えてみてくださいね。
泣いてても、しょんぼりしてても、黙ってても、心の中は怒りで満ちている人が多いので、自分がとっている表現で怒りがあるかないかはわからないのです。
私のこれって怒りじゃないかな?と自分を探ってみてください。
怒りに満ちて暮らしている人は、身体や心がもたないので、次の手段を考えます。
自分の代わりに人を怒らせることです。
「どうしてあなたはこんなことをされてるのに怒らないの!」
「どうして子どもに怒らないの!」
「言ってやればいいのに!」
「怒らないと今よりもっとひどくなるよ!」
怒らなくても、困っていることを伝えることができます。
「怒らないと相手に伝わらない!!」
と思っているかもしれませんが、それはあなたが『怒りで伝えたい』と望んでいるから、叶っているだけです。
その望みを人にまで押しつけようとしていないか、考えないといけません。
人を怒らせたい人は、自分が怒っていることを、他人も同じように怒っていてくれないと不安なだけです。
怒りでなくても『嘆きで伝えたい』『弱さで伝えたい』と望み、叶っている人もいるかもしれません。
私たちは『優しさで伝えたい』『愛で伝えたい』と望み、叶えることができます。
すべて選択することをゆるされています。
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12月11、12、18、19、21日
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