最近は携帯で手軽に録音ができるので、
ハンドベルの練習の際、指揮をしてくださるA先生が指導に来られた時だけ、個人練習の音源としてその様子を丸ごと録音します。
あとから聞き返すと、和やかな練習の中で先生が私たちにたくさん優しい言葉をかけてくださっているのがわかります。
練習中は自分の演奏に必死なため、流してしまっているのですが(笑)その思いやりに改めて気付きます。
前にもお伝えしたことがありますが、先生が私たちに怒ることは一切なく、私たちの不注意で音やテンポのミスがあると、先生の方が「ごめんごめん」と謝って曲を中断し、やり直します。
もう30年以上、先生が私たちに謝り続けています(笑)
今年の練習音源を聴き返すと、練習が終了した時「ありがとうございました」と私たちが先生にお礼を言うと、そのあとに先生が「こちらこそありがとうございました」と仰っていました。
こちらこそありがとう。
私たちの練習にわざわざ来てくださった先生が仰るこの言葉は、先生自身がこの時間を喜び、感謝されている表現なんだなと思いました。
だから喜びの時間をともにする私たちに、ありがとうと仰ってくださるのです。
私もこんな気持ちで生きていこうと思います。
本当にたくさんの人が、私に「あたなたはどんな風にありたい?」と無言で問いかけ、質問と同時にその姿を見せてくれます。
今世、こうして生きている大切な時間。
私はどんな風にありたい?
残された時間、人と自分の違いに驚くのはもうやめて、ただ感謝とゆるしに満たされていたいと願っています。
【お知らせ】
モダナークギャラリー
12月11、12、18、19、21日
スタートは12時、21時まで受付けしております。
ぜひご予約くださいませ。
roxy.emiko@gmail.com