先日テレビで明石家さんまさんの特集を見ました。
あーおもしろい!と思ったのは、彼が風邪をひかないためにする方法です。
あんな元気な人でも「あれ、風邪かな?」と思うときがあるそうで、でもその風邪はその日をまたいで翌日には持ち越さないそうです。
その秘訣を彼はこう話しました。
「これ言うてもどうせみんな信じないと思うねんけど、
俺メロンが好きやんか(笑)でも風邪の時しかメロンは食べないって決めてて、風邪かな?と思ったらメロンを食べるわけ。
そんでメロンを食べたら風邪は治ったと決める。
決めるんです。そしたら治ってる」
風邪は大好きなメロンを食べたら治ると決めている。
このお話し、なにもかもいい!(笑)
やってることが苦行でもないし、治ると決めてるからその最中になんの不安もない。
こんなことみんな簡単にできることなんだけど、信じないから、やらないでしょ、というノリで話してました。
風邪に効く成分がメロンに含まれてるわけでもなく、食べたら治ると誰かが教えてくれたわけでもなく、自分で決めてるからそうなる。
「自分で決めることは強い」ってことを改めて思い出してすごく楽しくなりました(笑)
人は残念ながらエゴに鍛え抜かれていて、自分の力を見損なっているので、パワーを出せるわけがないと考えます。
私たちが自分の心の中でともに暮らすエゴは、そんじょそこらの悪魔よりもおぞましいと思ってほしいのです。
放っておけば私たちを牢屋に閉じ込めて、決して外に出そうとしません。
私たちは見せかけだけ自由で、存在は罪人のように投獄されています。
その牢屋から出るには、エゴを見つめればいいだけです。
お前はエゴだなと見破ればいいだけです。
メロンを食べたらパワーが出ると決めればいい。
ほうれん草でもあんぱんでも同じです(笑)
私たちはみんな決めれば強いのです。
さんまちゃんとメロン
かわいい絵本のおはなしみたいですよね。
でもこれは“人が意図したときのパワー”のおはなしです。