私が急いで仕事から帰って夕食の支度をしてても、家族はなにも手伝わず、寝転んでテレビ見て笑ってる。

これに似たような話はよく聞きます。

腹立つよね。多分(笑)


脳はそんなこと忘れてしまってるのですが、

みんな自分の好きなことをやっています。

今、あなたが腹を立ててるとしてもです。

あなたは好きなことをやっています。


人は「イヤイヤしてますよ」とか、

「辛いです、逃げたい、あいつに押し付けられた!」などと言ったりしますが、

嫌なら辞めてもいいし、辛いなら楽な方を選んでいいし、逃げてもいいし、誰かに押し付けてもいいんです。

でも、それをやらないのは自分がそうしたくないからです。

押し付ける人は、押し付けたいから押し付けます。

こちらはそれを断ったり、投げ出したり、キレたりしたくないから、引き受けるのです。

実は誰もが自分の好きな方を選んで行動しています。


自分がなにを拒否して、なにを選択したかに意識を向けてほしいのです。

そして、選択したことを本当には好きであってほしい(自分がそれを好きだったことをほぼみんな忘れてるから!)

反対にそれやると正しいから、お金が儲かるからなどと、好きでないことを、人のせいにしたり、あきらめたり、無理に納得してやり続けないでほしいと思っています。

それを続けて身体が不調になったり、イライラするのは当たり前です。

好きなことを選ぶ、つまり自分が嬉しくなることを選んでみてほしいのです。


ずるい!私ばっかり!間違ってる!

優しくない!わかってるくせに!前も言ったのに!


こんな、人に対する感情や評価をごちゃ混ぜにして怒りに溺れないで、

一心に「自分は好きなことを選んでるか?」と自分に問いかけてください。


みんなで好きなことしたらお金なくなるわ!

誰が代わってくれるの?

どうしようもないこともあるよ…


さて、これは誰の声ですか?

それをやりたくて聞こえる自分の声ならいいんです。

その声は「変化するな、変化すれば今よりもっと恐ろしいことが起きるぞ」と呪いをかけるエゴではないですか?


あなたも家族といっしょに寝転んでテレビ見て笑っててもいいんです。

それで晩ご飯が夜12時になっても、怒りながら否定しながら無視しながら7時に食べるよりずっと身体にいい。

寝転んでるより、早くご飯を作りたいと思ったら、手伝ってもらえばいいんです。

そして家族にその依頼を断られても、それは断りたくて断ってるんだから、早くご飯が作りたくて作ってるあなたと、実は「好きなことをやってる」という面は同じなんです。


自分はいつも嬉しく思うことを選んでいると気付く。

自分が疲れてるのは、したくないことをやらされてると感じてるからだと気付く。


やりたいことをするとき、人は苦労しても納得します。

あなたは堂々と「好きなことをするので、手伝ってほしい」と言ってください。

そしてそれを断られたら、また別のことを手伝ってと依頼しましょう。

その人にだって好みがありますからね(笑)嫌なことは断りますよ。

その人があなたに力を貸したくなるような言葉かけをしてください。

誰のために?

もちろん自分が好きなことするためですよ!!


たいてい好きなことをするときには人の助けが必要です。

そう仕組まれているのです。

人に頼んだり、頼まれたりできるように。

だから私たちはこうしてこんなに人がいっぱい居る場所に住んでます