先日、ビーズブレスレットのワークショップをした際、お客さんのほとんどは女の子だったのですが、ほんの少し男子もいました。
その中の1人の男の子(小4くらい)は、
ものすごく嬉しそうに「お母さんのプレゼントにする」と言って参加しました。
お母さんのだから、テグスをちょっと大きめのサイズで結びたいと言ったので、
私の友人が「このくらいの手首?」と自分の手首を見せると、
「ううん、もっと細い」と言ったそうです(笑)
そんなことを昨日のベルの練習の時にみんなで話してると、いつも子どもたちと手作りや遊びをする仕事をしてる友だちが、
「ほんまに小さい子でもお母さんに持って帰ると言う子はおるよ」と。
「その子が配ったお菓子を残して家に持って帰ると言うから、もうお腹はいっぱいなん?って聞くと、いっぱいじゃないけどお母さんに持って帰るって言うねん」
「こないだは手作りギョウザをしてんけど、残した二個を持って帰る言うんよ。でもギョウザやん?ボロボロやってんよ、それでも持って帰りたいねんよ」
どちらの子どもも、きっと誰かから教えてもらってそうしようとしたんじゃないんですよね。
内から気持ちが溢れるからするんですよね。
そうしてあげよう!としているときのその子達が感じている喜び!
それが子どもゆえに、素直に表に溢れ出ちゃってるので、こっちまで優しい気持ちにさせられます。
こうしてあげたらきっと喜ぶだろうなぁと想像して、それを行動にあらわすことが優しさなんだろうなぁと思いました。
だれかがこれを喜ぶかな?と考えただけで、自分が嬉しくなってるとき、人は優しくなれてるんだと思います。
反対に、良かれと思って、相手は喜ぶだろうけど自分は辛い、でもこれが優しさだ!
なーんて思って行動するのは、優しさではない気がします。
大きく違うのは「やってて自分が嬉しくなっちゃう」ってとこ。
そして結果、相手がどう思ったかなんて、それはどーでもいいじゃない(笑)
相手は嬉しく感じてもいいし、戸惑ってもいい。
相手の反応でその行動が優しいかどうか決まるわけじゃないのです。
相手の喜びを想像して自分が嬉しくなっちゃうことを行動するとき、優しさが溢れて出しているのです。
【お知らせ】
今月のモダナークギャラリーはあと一回です。
11月27日
スタートは12時からです。
ぜひご予約ください。
roxy.emiko@gmail.com