天命6種類

育てる、導く、仕える、創る、戦う、慈しむ


天命の「戦う」は人に向けた戦いと自分に向けた戦いがあります。

戦うと名付けられてはいますが、諍うという意味ではなく、戦うくらいの厳しさと挑むような気持ちで人に伝えたり、少しでも好きな自分になろうとします。


人に挑んで、そして怒って(戦って)しまっている人が割といますが、それは天命の戦うとはまったく違います。


会社の人間関係で戦ってしまう人。

例えば上司や同僚がおかしな発言や行動をするのが我慢できなかったり、誰かの代わりに発言してあげたり、相手がそうとわかるように反発してる態度を取ったり。

そんな時は自分は間違っていないと考えているので、相手が自分と同じように考えるまでずっと腹を立て、批判をし続けたりします。

そうなると心の戦争です。


この世で起きているデキゴトを

「正しいか間違ってるか」で判断すると行き詰まります。

この世のデキゴトはそれでは分けられません。


この世のデキゴトはすべて

「誰かにとっての学び」です。


目の前で起きていることは、あなたのためかもしれないし、上司や同僚が学ぶためのデキゴトかもしれません。

同じデキゴトでも、人それぞれの天命の違いで、学びの内容が違います。

なので見え方も違うし、それに対する対応も変わります。


差別が起きている時に、それをしてる人になんとかやめさせようと向かって行く人もいれば、差別はあってはならないことだと気付けるように、人の心を育てようとする人もいます。

トラブルと自分とは関係ないと、与えられた仕事をきちんと進めようとする人もいます。

虐げられた人に寄り添って一緒に涙する人もいます。


誰もが自分の決めた天命を通して学び、スキルアップを目指しています。


なにかが起きた時、

「これって私になにを学べってこと?」

と考えてみる余裕が、心の戦争の時間、怒りの時間を減らします。