今、思い悩んでいること、それは実在していますか?
子どもの将来、健康のこと、明日の天気、夫の仕事、シミシワタルミ(笑)
想像の中で作り上げた心配事は、そこには実在して「ない」ので、
いくら安心したくても、ないものをどうにもできないのです。
だから果てしなく心配事は続きます。
裸の王様が鏡の前で真剣に
「このネクタイ曲がってないかな?」といつまでも見だしなみを気にしている感じ。
終わりません。
起きたことに取り組めばいいのです。
「ない」ことをいじくりまわしても、起きないようにはできないのです。
〇〇を心配することは誰かのためだと勘違いしないでください。
心配をやめられないのはあなたの選択です。
裸の王様の国の家来や町の人々は王様の姿を素敵だと褒めます。
「さすがしっかり先のこと考えてるね、そうやって用心しなくちゃねー、あんなことしてたらいつか痛い目にあうよ、絶対損するわ」
人々はさもそこに洋服があるかのようにあなたに同調します。
もしかすると他の人も裸なのかもしれません。
みんな同じようにやってるから、みなが止めないからって、見えない洋服の身だしなみを気にして生きる必要はないのです。
だって、ないから!
王様なにも着てない!(笑)
この物語の始まりは、さもそこに美しい布があるかのように詐欺師が振る舞ったのでした。
さもそこに心配があるように振る舞うのは詐欺師なんです。
ないものをあるようにしないでね。