テレビ番組で、盲目のデザイナーが奥さんの協力を得ながら、アンティークシルバーを使ってアクセサリーをデザインし、作品にしているというのを見ました。


彼は目を患い、いずれ全ての視力を失うと知りながら行ったアメリカ旅行で、車椅子の人がひとり、カフェのオープンテラスでワインを飲みながら読書をしている光景に出くわしたそうです。

「その幸せそうで自由な光景が忘れられないんです、あれを見なかったら、僕は目が見えない人らしく生きていたかもしれない」と彼は話しました。


自分の頭の中で、自分が作り上げた人らしく生きている人はいっぱいいます。


仕事や子育てで忙しくて時間がない人らしく。

誰も協力してくれない人らしく。

パートナーから縛られてる人らしく。

お金のない人らしく。


「そうらしく生きなさい」とあなたに迫っている人はどこにもいません。

そこにいるのは、目くじら立ててるあなただったり、体をさすりながら仕方ないと繰り返すあなただったり、ケチな自分に言い訳してるあなたです。


誰もあなたにそう生きて欲しいと望んでいません。


あなたが「楽しくて自由な自分」を望まなければ、あなたはずっとあなたが考える、もっともらしく生きる人です。

マイナス思考で役作りした俳優です。

それはあなたではありません。


いつまでそのフィクションを続けますか?


【知らせ】

7月14日、21日、28日

毎週金曜日にモダナークギャラリーにてタロットイベントを行います。

ぜひご予約くださいね!