私が自分のことを「私はこんな性格です、こんな人間です」と考えていることと、私以外の人が私について「あの人はあんな性格だよ、あんな人間だよ」と感じていること。

比べてみると、それは全く違っていた!なんてことがあります。

でも、どちらが合ってるとか、どちらが本当だとは言えません。


「自分のことは自分でよくわかってる」と思いがちですが、実はそうではないのです。

自分を甘く採点したり、人のことが気になって自分を低く見積もったり…。ありますよね(笑)

自分も含めて誰についても、平等にフラットに感じるってなかなかできないものです。


また、人はその時に持っている感情によって他人への評価を変えます。

自分にとって「それ羨ましいな」と思うことを言う人には、その人から自慢を感じ取りますし、自分が同様であると感じれば、その人を話がわかる共通点のある人と見なします。


はっきり言ってしまえば、すごく曖昧なものなんです(笑)


こういう答えが出ない、なんだか曖昧だなと感じることが、例えば世の中の難しいことについてだったら納得するんですが、

「自分の性格って?」という、こんな簡単な質問の答えすら、とても曖昧で定まらないものなんです。


そんな中、私たちは人の言うことをやたらと気にしたり、自分はこんな性分だから!と強く決めつけて生きていたりします。

それって、いったいどういうことなんでしょうね(笑)


ナニかがそんな曖昧さに耐えきれず、もうこれに決めつけてしまえよ!と私たちを操作しているような気がします。


「実際はとても曖昧なんだよね」

最近疲れてるなーと感じてる人は、自分の肩をポンポンとたたきながら言ってみてください。

私が横にいればそう言いながらちょっと強めに背中をたたいてあげられるんだけど(笑)


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