みんな人それぞれ好きな感触ってあると思うのです。
例えば梱包材のプチプチを指でパチンと潰すとか、飼い猫の背中の手触りやビールの喉ごしとかね(笑)
私はユリの花の雄しべが開く前にぷつんぷつんと抜き取る、あの感触が大好きです。
わかります?(笑)あの感触は最高!ずっとやっていたい。
でもあんまりこういうことは人に言いませんよね。
聞くこともしないし。
でも、もし人に聞かれたら「実はね…」と、話せる自分の好みがあると思います。
反対にこれは若い頃からよく聞き合います「好みのタイプ」(笑)
ある人はクールな人がいいと言い、ある人はかわいいタイプが好きと言い、背が高いとかアウトドア派と鼻声がいいとかね。
好きな感触や好きなタイプの話だと、親友の言うことや、尊敬してる人の言うことが自分とまったく違ってても、
「へーホント好みって人によって違うよね~」と軽く聞き流せるもんです。
人の好みをいいとか悪いとか、普通はこうでしょ?とか正しいのはこれだよ、なんて語れませんもんね。
子どもにどう接するか、辛い出来事の捉え方、お礼の言い方、謝り方、仕事に対する取り組み方、知識欲、食欲、身内に対する想い、時間の使い方、言葉の選び方etc
あらゆることすべて、好みです。
好きな感触やタイプと同じ、あなたや私の好みです。
目くじら立てたり、批判したり、悲しくなったり、苦しくならなくてもいいことです。
なにかについてだれかに、
「これはどうしても譲れない!」と頑なになってるとしたら、知らないかもしれませんが、それはただのあなたの好みなんです。
たとえ平和への思いであろうと、子どものためであろうと、細やかであろうと、綺麗好きであろうと、正義であろうと、お笑い通であろう、グルメであろうと。
自分に「人を許せない好み」があるとしたら、ちょっとその好みは調整するといいかもしれません(笑)
「それもありだねー」と人の好みを聞き流せる程度が、最適な好みのあり方です。
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