ファイティングポーズしながら、ダメかもしれないと弱音を吐く。


今からやろうとする試験や対戦など、すごく緊張してるけど、

「よーし、やってやるぞ!」とチャレンジをするようなとき、

脳科学の実験では、上記のような行動をすると効果があると実証されているそうです。

人間の脳にとっては、やってることがチグハグかどうかなんてお構い無しですね(笑)


このファイティングポーズについては2分間続けることが大切です。

表情筋でも同じ効果があって、辛い気持ちの時に口角を上げるだけで(たとえ状況の変化がなくても)心が軽くなります。


弱音を吐くといいというのは、モヤモヤした不安や苦しい気持ちを言語化することに意味があるようです。

抱えてる問題を人に話したり、ノートに書いたりすると、そのあとの自分の行動や思考が変わるんですね。


人は自分のことは自分でよくわかってるつもりですが、人間の仕組みについて学ぶと、実は自分が思ってるのとは違うってことがたくさんあります。


スポーツマンや常に誰かと対戦をする仕事をしている人にとって、極度の緊張の中で相手に勝つためには、いかに自分の身体をコントロールするかということが大きな課題になります。

そういう方は、どうやったらいつも「ゾーン」に入って行けるのか?と考えるようです。

けれどそれは簡単ではなくて(笑)どうやったらいい?と考えるのも脳だけど、思うようになってくれないのも脳です。

脳は人が思ってる以上に予想外なんでしょうね。


最近はマインドフルネスを取り入れている企業が増えていると聞きます。

呼吸法や瞑想で身体から余分な緊張を放ち、より高い力を引き出そうとする取り組みですよね。


「人間にとって最高の瞑想は眠ること」と聞いたことがありますが(笑)昨日紹介したDVDの中でサティシュ・クマールさんも、とにかくよく眠りなさいと話しています。


人が新たな力を得たいと思う時、どうにかして脳をコントロールしようとするよりも、その思いを手放し、委ねて、ただ眠るほうがいいのかもしれませんね。


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