私たちの意識は自分でわかってる部分と、自分でわかってない部分があります。

わかっていない部分は無意識と呼んでいます。

無意識は自分が全然知らない気持ちの部分なので、もちろんなかなか気付かずに過ごしています。


今読んでいる本には「無意識の罪悪感」という言葉がたくさん出て来ます。

そこには私が全く気づいていなかった、私の中にある罪悪感が一体どんな形で私に見せられるのかということが詳しく書かれています。

とても驚いて、そして納得しながら読み進めています。


その中にこんな言葉が出て来ました。


「自分が自分についてどう感じるか、どういう自分を経験するかは、他者にどう見られてどう考えられるかで決まるのではない。

自分についてどう感じ、どういう自分を経験するかは、自分が「他者を」どう見てどう考えるかで決まる。

つまるところそれが自分のアイデンティティーを決定する。」


私たちが他者(自分以外の人すべて)をどう見てどう考えるか、

その原因に自分の気づいていない罪悪感が深く関係していると知りました。


私はタロットをするときに、よくみなさんに「人を見て自分のことを知りましょう!」と言って来ましたが、それではちょっと足りないと気付きました。


私が他者に思うこと、それが私自身のことなんだ!

この考えの方がストレートに自分と直結しますね。


例えば私が電車の中で騒ぐ人を見て「うるさい」と思うとき、

それは自分がうるさい人間だという罪悪感で自分をうるさいと感じているということです。


人をどう見てどう考えるか。

またもや気をつけてみることが見つかりました(笑)さらに新しいゲームが始まります。