ちょうど2年前から私は「太極図」に魅せられています。

あの図を描いた古代の人はどんだけすごいんだろう、本当に同じ人間かな?と思ったりします。


自分なりにチビチビと事あるごとに「うわー、そういうことかも~」と思い至る感じで太極図と付き合っています。


太極図は私たちが一瞬たりとも止まっていないことを気付かせます。


太極図は私たちにあらゆるものは同円の中に収まり、一つを成していることを気付かせます。


どっちがいいとか悪いとかじゃないんですね。

在るんです。

一つの円の中にどちらも同じ価値で在るんです。


太極図は一人の人の在りようを見せます。

太極図は宇宙のうねりを見せます。

太極図は違う同士を見せます。

太極図は相反することが同時に起きることを見せます。

求め合う様、相入れぬ様、相殺

交わり、反発、内包、栄枯盛衰


私は最近、勾玉が一つの円の中に描かれていることがすごく気になっていて、ときどきそのことを考えています。

私は、勾玉が円を作っているというより、円で包まれていると感じるのです。


私はすべてのものを震え動かしているのは、

「違い」だと思うんです。

違いがなかったらなにも動かないんじゃないかなと思うんです。


一つの円の中にあるから、極と極のような激しい違いであっても崩壊しない。

円が在るために、円は違いを包んでる。


まぁ、答えはこれだ!ってないので、相反することがすっぽり同円に在ることをこれからもチビチビ考えます(笑)