泣いた赤鬼という物語があります。
とても切ないお話です。

今日は節分ですね。
我が家の菓子まきは、今年もメンバーが足りず開催されませんでした(涙)

鬼と思っている人や、ものや事柄が、実は鬼ではなかった。
鬼なんて実はどこにもいなかった、

生きていると、こんなことが沢山起きます。
なのに人はいつもうっかりしていて、その思い違いを繰り返してしまいます。

うっかりしてしまう原因は、不安思考です。
不安に捉えられると、他のことが考えられなくなります。

鬼が来るかもしれない。
鬼だから怖いことを起こすかもしれない。
盗んだり、傷つけたりする鬼はいない方がいい。

そうしてみんな赤鬼を嫌うようになりました。
青鬼に守ってもらいたいと思いました。
本当はどこにも鬼などいなかったのにね。

未来は曖昧で波のように存在しています。
そこに鬼がいると意図すれば鬼も現れるでしょう。
願いは全て聞き入れられるからです。

でも、もし意図した通り鬼に出会ったら、
「鬼じゃないかもしれない」と少し考えてみてほしいのです。

絵本の青鬼はみんなと仲良くしたくて怖い赤鬼を作り上げました。
そのように鬼は人の心をコントロールするために作り上げられる存在なのです。

本当はどこにも鬼などいないのです。

鬼も内。福も内。内は私の中。