すぐ下の妹が小学生だったとき、母親にこう言ったそうです。
「お母さんの小さい頃は、恐竜に追いかけられたりして大変やったんでしょ?」

妹はテレビかなにかで大昔に生きてた恐竜を見て、お母さんが逃げ惑ってるところを想像したんでしょうね(笑)

私も小さい頃は大人は長い年月ずーっと生きていると感じていました。
自分を産む前のお母さんを想像できませんでした。
現実はお母さんはお母さんになりたてなのにね。
私とたった25歳しか離れていないので、おそらく恐竜はいません(笑)

大人になった今でも一人一人が感じてることは、実はこのくらい違いがあるのかもしれません。
同じことを見ても、聞いていても人によって捉え方が全く違うことはよくあります。
人と自分が違ってることを知って、びっくりしたり、悲しくなったりしても安心してください。
「みんな違うんだなー」と思い出してくださいね。

特に自分とお母さんの感覚が違うときは、どうして?と首を傾げたり、小さな頃から今に至るまで辛い気持ちになってきた人が多くいます。

でも、もうご存知のように(笑)たとえ親であっても今世の学ぶ目的は一人一人バラバラです。
自分の身内を心から愛す人もいれば、世界の人はみんな同じように愛す人だよと分け隔てしない人もいます。
どちらが優しいとか冷たいとかではないのです。
ただ、お互いにそう捉えるだけ。

誰とも一緒でなくていいのです。
でも、自分と考え方が似ていたり、人と意見が合うと嬉しいですよね。
それは小さな奇跡が起きてるからなんです。
魂が奇跡に気付いて温かくなるのです。
その時こそ、びっくりしたり、大いに喜んでくださいね!