今日はFacebookのシェア動画でこの番組を知りました。
http://www.dailymotion.com/video/x54zaz7
「自閉症の君が教えてくれたこと」
ぜひご覧ください。

価値観、思い込み、マイルール
タロットカードをめくりながら、お客様といろんなお話をしますが、人が苦しんでいる大きなテーマは、
「人が自分と違う」ということだと感じています。

「思ってたのと違う!」です。
実はこれは私が仲間うちでよくふざけて言うセリフなんです(笑)
思い通りにならない時に叫ぶわけです「思ってたのと違う!」と。

時に人はこの言葉を頭に浮かべ、大まじめに怒ったり、嘆いたり、思い通りになってくれないからと誰かを憎んだりします。

ご紹介したこの番組の中で主人公である自閉症の彼が、自閉症の子どもを持つ父親の質問に答える場面が出て来ます。
父親は10歳の息子に友だちができないことを気に病んでいました。
「これから先、自分の息子は誰かと友情を持つ可能性がありますか?」と彼に聞きました。
その父親の質問に答える前に、彼は
「それは友だちができて欲しいから聞いているのですか」と聞き返しました。
父親がそうだと答えると、彼は
「僕は友だちがいないけど、僕のことは不幸に見えますか?」と聞きました。
そうは見えないと父親が言うと、彼はこう質問に答えました。
「友だちがいないと、かわいそうで気の毒だと思うのは、そう思う人たちの勘違いです」
それを聞いた父親はこう返事をしました。
「私の息子の友達不足は、私の息子の問題ではなく、私の問題でした」

どんな場面も、それがとても苦しかったり悩み深く感じる時も、それらは全て私たちに自分自身のことを思い出させるための物語だと私は思っています。

人が自分と違うことを悩むことはないのです。
それは「私はこう感じるんだな」と自分のことを思い返すタイミングなだけなのです。

そして、なぜそう思うのか、それを自分のために思い出してあげて欲しいのです。
もしそれを思い出し、悲しい思い出にたどり着いたなら、今のあなたで慰めてあげて欲しいのです。
「今の私は、別の選択を取れるよ」と思い出の中の自分を安心させてあげてください。

それができたのは、さっきまであなたが苦しいと感じた、その場面があったからです。
自分と違う人がいてくれたから、自分を思い出せたのです。

宇宙は単純な仕組みです。
でもそれだと飽きちゃうので(笑)人に自分が映るようにできています。

《イベント案内》
日程 12月16.17.18(金土日)
場所 モダナークカフェ併設のギャラリー
神戸市中央区中央区北長狭通3丁目11−15

時間10時から22時まで(16日金曜のみスタート14時から)

お二人同時に鑑定することも可能です。
20分2000円からご利用いただけます。
予約もこのブログメールにて承っております。
お気軽にメールでお申込みくださいね。