先日友だちから教えてもらったアンティークショップに行きました。
久しぶりにたくさん並んだアンティークを見て楽しみました。

アンティーク雑貨の中には、これって何に使っていたんだろう?と、使い方がよくわからないものも結構あります。

例えば、形はジョウロに似てるけど、水を入れるところが蓋つきになっているアイテム。
それはむかし、蛇口がなくお湯が出ない部屋にメイドが熱いお湯を運ぶための道具でした。
運ぶ時にこぼれたり、お湯が冷めないように蓋つきになっています。
そのお湯を部屋に備え付けられた洗面セットへ入れて、顔を洗ったり体を拭いたりしたそうです。

取っ手がついた小ぶりのろうそく立てなどもあります。
イギリスの一般家庭で家の二階以上に電気の配線が整ったのは1960年代のことだそうで、それまではろうそくを手に持って寝室まで移動したのだそうです。

いやはや、使われていた背景は結構、大変だなぁ…

私たちはお湯が出たり電気がついたり、それを当たり前のように暮らしていますが、
これってかなり夢が叶った状態なのですね(笑)

アンティーク雑貨ってかわいいーと思って飾ってますが、実はコツコツとした日々を支えてきたアイテムなんだなー。