マザーテレサの言葉で、とても大好きな言葉があります。

「人は不合理、非論理、利己的です。
気にすることなく、人を愛しなさい。

あなたが親切であれば、人々はよからぬ思いを秘めてあなたを非難するかもしれません。
気にすることなく、親切であり続けなさい。

あなたが正直で誠実であれば、あなたを騙そうとする人が現れるでしょう。
気にすることなく正直で誠実であり続けなさい。

あなたが幸せを見つけたら、人々が嫉妬するかもしれません。
気にすることなく、幸せでいなさい。

あなたが善い行いをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう。
気にすることなく、善を行い続けなさい。

あなたの中の最良のものを世に与え続けなさい。全く足りないかもしれません。
気にすることなく、最良のものを与え続けなさい。

なぜなら、結局のところそれはあなたと神様の間だけのことなんです。
気にすることなく、
あなたと周りの人の間とは全く無関係なのです。」

私は、この言葉の最後のところがとても大好きで、時々思い出します。

結局のところ、それは私と神様との間だけのこと。
誰にも関係ない。

なんて潔い言葉だろうと感じます。

どんな時に思い出すのかと言うと、
ちょっと困ったり、嫌な目にあったり、腹が立ったりする時です。
私になにかした人のことは考えず、
「こんな時、神様は私にどうして欲しがってるのかな?」
「神様は私になにを知って欲しくてこのことを与えたのだろう」
こんな感じで考えます。

物事を考えるとき
「関係ない人は誰かな?」と省いていくと、とてもシンプルなストーリーになっていきます。
「この話に実はこの人は関係ないんだよね」
「この人は見せてくれただけの人」

そうやって省いていくと、結局のところその場に残るのは、神様と私だけになります。

気にすることなく。

関係のない人に囚われないでください。
関係ない人のことを考えると、不思議なことに私たちの中から純粋な気持ちがどんどんなくなってしまいます。

どうぞ静かに、神様と自分の間で起こる会話に、聞き耳を立ててください。