今日は満月です。
普段の満月よりも大きく見えるそうですよ。見えるといいですね。
愛知ソニアさんがブログに今日の満月のことを、
『「死と誕生のサイクル」を促すのに働きかけてくれます』と書かれています。
人の体を作っている細胞は、一定期間を過ぎれば、そっくり新しいものに入れ替わっているそうです。
これをアポトーシスと呼ぶのだそうです。
細胞の自殺という意味です。悪くなっているわけではない細胞が、自ら死ぬのでそう呼ばれています。
毎日生きててそんなこと全く気付きませんよね(笑)
アポトーシスされることで、人の体はいつも新鮮に活性化されているのだそうです。
私はこの話を聞いて、神社が式年遷宮されることを思います。
少し前になるのですが、上賀茂神社へお参りに行った際、奥にある内定の見学ができました。
そこで神職の方から建物の詳しいお話を聞くことができます。
説明によると、この内定まで一般の人が入ることが許されたのは、わずが8年ほど前のことだそうです。
平安時代から千数百年続くお祭りが執り行われる場所です。
正面右に神様がいらっしゃる本殿と、その横に並ぶ権殿はともに国宝に指定されています。
以前は上賀茂神社も二十一年ごとに全ての建物を建て替え、式年遷宮をされていたそうです。
けれど、現在は各所が重要文化財や国宝に指定されていて、簡単に取り壊すことができず、本殿や権殿を建て替えての遷宮は行えなくなったとのことです。
遷宮についての神職の方のお話です。
「本殿に使われている柱の木は何百年も経つ素晴らしい材木で、それをたった二十一年で取り替えるなど勿体無い、という考えもあるでしょうが、遷宮というのは、神様の蘇りなのです」
「私たちは渾身の力で神様にお仕え申すわけです。遷宮とは建物を新しくして、神様の活動を扇ぐわけです。そして神様にお力を発揮していただくのです。その際、遷宮に携わった者も蘇り、参拝する方も神様のお力を頂いて蘇って頂く。同時に国家的行事ということで、国の蘇りでもあったわけです」
「けれど今は財政的なことがあり、神社独自ではそれを支えることはできなくなった。致し方なく文化財という指定を受けたと言えます。伊勢神宮は文化財ではないので、今でも遷宮ができるのです」
神職の方のお話は、本来の遷宮を行いたいという思いが伝わってくるものでした。
神様の蘇りである遷宮の儀式と、古の人々が知り得なかったはずの、人の細胞のアポトーシスの仕組みが重なります。
今夜は満月を眺めながら「死と誕生のサイクル」について想いを馳せたいと思います。
満月見れるかなー?
普段の満月よりも大きく見えるそうですよ。見えるといいですね。
愛知ソニアさんがブログに今日の満月のことを、
『「死と誕生のサイクル」を促すのに働きかけてくれます』と書かれています。
人の体を作っている細胞は、一定期間を過ぎれば、そっくり新しいものに入れ替わっているそうです。
これをアポトーシスと呼ぶのだそうです。
細胞の自殺という意味です。悪くなっているわけではない細胞が、自ら死ぬのでそう呼ばれています。
毎日生きててそんなこと全く気付きませんよね(笑)
アポトーシスされることで、人の体はいつも新鮮に活性化されているのだそうです。
私はこの話を聞いて、神社が式年遷宮されることを思います。
少し前になるのですが、上賀茂神社へお参りに行った際、奥にある内定の見学ができました。
そこで神職の方から建物の詳しいお話を聞くことができます。
説明によると、この内定まで一般の人が入ることが許されたのは、わずが8年ほど前のことだそうです。
平安時代から千数百年続くお祭りが執り行われる場所です。
正面右に神様がいらっしゃる本殿と、その横に並ぶ権殿はともに国宝に指定されています。
以前は上賀茂神社も二十一年ごとに全ての建物を建て替え、式年遷宮をされていたそうです。
けれど、現在は各所が重要文化財や国宝に指定されていて、簡単に取り壊すことができず、本殿や権殿を建て替えての遷宮は行えなくなったとのことです。
遷宮についての神職の方のお話です。
「本殿に使われている柱の木は何百年も経つ素晴らしい材木で、それをたった二十一年で取り替えるなど勿体無い、という考えもあるでしょうが、遷宮というのは、神様の蘇りなのです」
「私たちは渾身の力で神様にお仕え申すわけです。遷宮とは建物を新しくして、神様の活動を扇ぐわけです。そして神様にお力を発揮していただくのです。その際、遷宮に携わった者も蘇り、参拝する方も神様のお力を頂いて蘇って頂く。同時に国家的行事ということで、国の蘇りでもあったわけです」
「けれど今は財政的なことがあり、神社独自ではそれを支えることはできなくなった。致し方なく文化財という指定を受けたと言えます。伊勢神宮は文化財ではないので、今でも遷宮ができるのです」
神職の方のお話は、本来の遷宮を行いたいという思いが伝わってくるものでした。
神様の蘇りである遷宮の儀式と、古の人々が知り得なかったはずの、人の細胞のアポトーシスの仕組みが重なります。
今夜は満月を眺めながら「死と誕生のサイクル」について想いを馳せたいと思います。
満月見れるかなー?