信じられないような悪意を持っている人に、腹が立って腹が立って仕方なくなった時。

信頼していた人から裏切られたような言い方をされて気持ちが萎えた時。

あんなに願っていたのに、その願いが聞き入れてもらえなかった時。

人はどうしたら、そのやるせない心情から離れることができるでしょうね。

私はどうにかできないだろうかと考えます。
色々な思考の選択肢を提案したりします。

けれど、それはあなたがあなたを、自分で自分を、
その場から引き離してあげたいと決意しないことには、
どうにもできないのです。

こんなに辛いから、こんな体になったと、その苦しい証拠に病いる人が多すぎます。
自分の辛さを自分の体を使い、確認しようとする人が多すぎるのです。

不満や苦しさ、悲しさや憎しみ、
その思いの牢獄にいるうちは、その場所に根を張っていくばかりです。

誰もあなたの手を引き、そこから出してはくれません。

ですが、その牢獄の門番は誰ですか?
あなたを苦しめている人ですか?
それは自分だと思うなら、すぐにそこから出てください。
どうやって出るのか、その方法についてなら、喜んで一緒に考えます。

あなたの牢獄がいかにひどい有様なのか、どうしてそこに閉じ込められたのか、
語る時間を、どうしたらそこから出られるだろうと、探る時間に変えて欲しいのです。