話す

昔からいろんな人が対談している文章を読むのがとても好きです。
今はそういった文章を、糸井重里さんの「ほぼ日」でたくさん読めるので、ありがたいなぁと思います。

有名な人の対談などは、書籍化されて販売されることも可能ですが、一般の人の会話が読めるなんてほとんどありません。
ほぼ日ではみんながよく知ってる方の対談ももちろんありますが、有名な人の奥さんとかマネージャーさんやプロの職人さんなど、普段は表に出ない人のお話も対談企画になっていて、とても楽しく読めます。

私は人と話すことが好きです（笑）だから今の仕事を選んだのだと思います。

時々、私は口下手で話すのが苦手と言う人もいますが、そんな気持ちでついつい黙っているとしたら残念だなぁと思います。

だってそう言う人が何かを伝えたい、語りたいと話し始めた時、
いつもたくさん話している人よりもずーっと魅力的にお話しされるなぁと思うからです。
その瞬間の目だったり、声だったり、息だったり。

私は話しをするのが好きな分、人の話す様子なども知らず知らずにですが気にしてるのです（笑）

話し下手だとコンプレックスがある人に、もし話好きの私がアドバイスをするとしたら、
まず「伝えたい」ことを探すことが大切ですよと言います。

それが見つかれば話が上手いも下手も関係ないのです。
そこにある中心はあなたの「伝えたい」という気持ちだからです。
人はうまい話を聞きたいと思っているわけじゃないから。

その人が自分に向けて、何を語ろうとしているのかを知りたいと話を聞いているのです。
求めているのは「あなたの伝えたいと思っていること」です。

人はね、あなたの口下手にがっかりするのではなく、
「この人は自分に伝えたいことが何もないんだな」と思ってしまった時に、がっかりするんです。

自分の口下手にがっかりしてるのは、実はあたなだけなんだよね。

さて、それがわかれば、今からあなたの強みは口下手だということですよ（笑）
あなたはきっと、誰にもできない語りを始めます。

大丈夫、伝えたいと思うことがあなたを支えます。