過ぎていないか

自分が大好きでも構いません。
家族が何より大事でも構いません。

大切なのは、みんな同じでないと知っていること。
わかって欲しいと思い過ぎないことです。

人は自分と他の人が同じであって欲しいなと望みます。
自分のことをわかって欲しいなと望みます。

その望みの強さの差はあっても、人と一緒に同じ気持ちを共有して喜びたいと望むのは、誰しもの本能かもしれません。

なので、注意しないと「過ぎる」のです。

特に自分好きの気持ち、身内好きの気持ちが強い人は、それが過ぎると、我が身の話ばっかりしてしまう場合があります。

そうすると、その気持ちがわかる人でさえ、他人の我が身話しを聞くより、自分の我が身話しをしたい欲求があるので「やだ〜」と思って離れていきます。

そして、その気持ちがわからない人に聞かせてしまう場合、
少しでも過ぎると、かなり「やだ〜」と思われてしまうのです。

困りましたね（笑）

でも私はだからと言って、自分好きの気持ち、身内好きの気持ち、どちらも大切な思考の傾向だと思うのです。

その気持ちを卑下したり、隠す必要はないのです。
それらはとても価値のある、貴重な思いです。

けれども「人と自分の興味の対象は違うのだ」
と知っていると、
過ぎることがかなり抑えられると思うのですよ。

「あー私、今とっても自分のことを聞いてもらったなぁ。ありがとう。嬉しかった」
「この人は私の話を聞いてくれたなぁ、ありがたいなぁ」

そんな気持ちで、感謝して時間を共有することです。

人にわかってもらわなくていいのです。
話を聞いてもらうっていうのは、人の大切な時間をもらっているのです。
愛してもらってる証拠です。

「なんか人とうまくいかないなぁ」
と悩んでいる人は、もしかしたら「やだ〜」を引き起こしてしまっているかもしれません。

過ぎていないかチェックしてね。