人にはそれぞれ得意、不得意なことがあるよなぁ、とみなさんも気付いていると思います。
でも実はそれにはとても深い意味があるのです。

人はみんな今世でこれをやろう!と決めて生まれてきた目的があるのですが、
やると決めたことが得意だったり、大好きだったりする場合がとても多いのです。
残念ながらすごく苦手なことを選んでくる人もいます。チャレンジャーですね。

得意なことをやると、周りの人から褒められたり、何度もその役割を担うことになると、それは天命と呼べる、「自分で今世にやると決めてきた目的」だったりします。
苦手なことでさえ、やってみると周りからとてもいい評価をもらう場合などは天命の可能性があります。

私が勉強させてもらっているERTの中井先生が教えてくださる人の天命は大きく分けて6種類。

育てる、創る、慈しむ、仕える、導く、戦う

このなかから1つだけ天命として選んで生まれている人もいれば、複数を天命としてる人もいます。

天命でないことをすると、人から批判されたり協力してもらえなかったりします。

人のために身を粉にして働くことでさえ、天命でなければ人から受け入れてもらえません。
人の上に立つことをしていい人と、かげで縁の下の力持ちの役割をすべき人がいます。
子どもや植物をを愛情深く育てる人と、別に興味がない人がいます。

みんなこの世に生きるテーマが違うのです。
だから、自分の価値観で人の批判をしても意味がないのです。
あなたの大切なことと、隣の人の大切なことは全く違う。
これを知ってるだけでとても楽になるはずです。

自分が今世でやろうとしてきたことはなんだろう?と思う人は、
やっていて心が喜びで沸き立つことはなんだろうと考えてみてください。
きっとヒントがあります。
望んではないけれど、気がつくとこの立場にいるなぁと思うこともヒントです。

生まれたあとの教育でこうしなければならないと決め込んだり、損得でものごとを考えたりすると間違います。

心が素直に嬉しくて喜べることや、損得なしに周りの人が助けてくれたり、とても応援してくれたり、必要としてくれること。
それは自分で今回やると決めてきたことです。