お盆です。
今朝は私も近くにある祖父母のお墓参りに行ってきました。
たましいという漢字は「魂」
こんな風に、鬼という漢字がつきます。
とても不思議な字だなぁと常々思っていましたが、
読んでいる本に(https://www.amazon.co.jp/白川静-漢字の世界観-平凡社新書-松岡-正剛/dp/4582854400)出てきましたので書いておきます。
鬼の横に云とあるのは、雲のような浮遊する状態を表しているそうです。
また、この魂という漢字には対となる「魄(はく)」という漢字があります。
魄の白は白骨化したしゃれこうべを示しているそうです。
魂はスピリットが浮遊している状態、
魄はそのスピリットが離れてしまっていることを表します。
魂は動、魄は静。
魂は陽気、魄は陰気。
どちらも鬼を配しているのは、鬼は人のスピリットの動向を何かに変える畏忌を持った媒介者で、
そうした鬼をも動かして魂魄が統一したり離れたりすると考えられたからでした。
鬼が媒介者となると考えられたのは、もともと中国の殷の時代には「鬼を尚ぶ(たつとぶ)」という観念をもっていたからだそうです。
私は魂魄という漢字のことを今まで考えたことがなかったのですが、
人が生きているというのは、「肉体と魂と霊体」が揃ってる状態をいうと聞いたことがあります。
この霊体で肉体力がアップしたりダウンしたり、またオーラが輝くなどもこの霊体が放っているそうです。
と、考えるとこの魄は霊体のことなのかなと思えるのです。
肉体が亡くなると、魂と霊体(魄)が残り、魂は光の場所にパッと戻り、あとに残った霊体(魄)が49日をかけて挨拶回りなどをして光の場所に戻る。
そんな仕組みなのだろうと思います。
そして、その残った霊体(魄)の中身が、恨みつらみで重たく淀んでいた時には、それは光の場所に戻れず思念となってこの地に残ってしまう。
それで、昔の人はものすごく鎮魂や魂鎮めに力を注いだのだろうかと思います。
光のもとに帰れない思念を浮遊霊と呼ぶことがあると聞いています。
さて、今日はお盆なのでちょっと普段書かないことを書いてみました(笑)
生きている時に、重たい思念を出来るだけ手放していきたいと考えるお盆です。
今朝は私も近くにある祖父母のお墓参りに行ってきました。
たましいという漢字は「魂」
こんな風に、鬼という漢字がつきます。
とても不思議な字だなぁと常々思っていましたが、
読んでいる本に(https://www.amazon.co.jp/白川静-漢字の世界観-平凡社新書-松岡-正剛/dp/4582854400)出てきましたので書いておきます。
鬼の横に云とあるのは、雲のような浮遊する状態を表しているそうです。
また、この魂という漢字には対となる「魄(はく)」という漢字があります。
魄の白は白骨化したしゃれこうべを示しているそうです。
魂はスピリットが浮遊している状態、
魄はそのスピリットが離れてしまっていることを表します。
魂は動、魄は静。
魂は陽気、魄は陰気。
どちらも鬼を配しているのは、鬼は人のスピリットの動向を何かに変える畏忌を持った媒介者で、
そうした鬼をも動かして魂魄が統一したり離れたりすると考えられたからでした。
鬼が媒介者となると考えられたのは、もともと中国の殷の時代には「鬼を尚ぶ(たつとぶ)」という観念をもっていたからだそうです。
私は魂魄という漢字のことを今まで考えたことがなかったのですが、
人が生きているというのは、「肉体と魂と霊体」が揃ってる状態をいうと聞いたことがあります。
この霊体で肉体力がアップしたりダウンしたり、またオーラが輝くなどもこの霊体が放っているそうです。
と、考えるとこの魄は霊体のことなのかなと思えるのです。
肉体が亡くなると、魂と霊体(魄)が残り、魂は光の場所にパッと戻り、あとに残った霊体(魄)が49日をかけて挨拶回りなどをして光の場所に戻る。
そんな仕組みなのだろうと思います。
そして、その残った霊体(魄)の中身が、恨みつらみで重たく淀んでいた時には、それは光の場所に戻れず思念となってこの地に残ってしまう。
それで、昔の人はものすごく鎮魂や魂鎮めに力を注いだのだろうかと思います。
光のもとに帰れない思念を浮遊霊と呼ぶことがあると聞いています。
さて、今日はお盆なのでちょっと普段書かないことを書いてみました(笑)
生きている時に、重たい思念を出来るだけ手放していきたいと考えるお盆です。