この夏、オランダに住む妹の知り合いが久しぶりに帰省した時の感想が、
「日本ってこんなにセミが鳴いてたんだ!」
だったそうです(笑)

昨日はエハン塾文化編に参加するため、京都の安楽寺へ妹と出かけました。
おもしろい!と感じるお話が最初から最後まで目白押しで、またもや心がはしゃぎました(笑)

このブログでうまく伝えられるといいなと思っています。

さて、アゲハ蝶とモンシロ蝶は同じ蝶でも見えている景色が違うそうですよ!
例えばアゲハ蝶は赤い色だけが見えていて、それ以外は見えていないそうです。
加えてアゲハ蝶は午前中にはオスはメス、メスはオスしか見えず、午後になりやっと赤い花が見え始めるそうです。
どうしてアゲハ蝶がそんな生体なのかは、自分でもっと調べないといけませんが、こんなお話しを聞きました。

アゲハ蝶とモンシロ蝶もそうですが、アゲハ蝶と私たちは同じ世界に生まれ生きていますが、同じ地球にいても同じ景色を見ているわけではないということです。

全く違う景色を見ているんですから、アゲハ蝶と私は全く別の宇宙に暮らしていると言ってもおかしくない状態です。

セミの鳴き声も、実は人が聞き取れない音波があり、セミ同士が聞いている鳴き声とは違うということです。

オランダ帰りのお友達の話を聞いて、妹と話したのですが、
例えば朝すごーくセミの鳴き声が大きくてうるさいなーと思っても、それをずっと意識していることはなく、すぐに聞こえないものとして私たちは生きていますよね。
「自分に関係ないことはないこと」
私たちの愛しい脳はそんな風に、意識していない情報をカットして、ないなものとしてしまいます。

アゲハ蝶とモンシロ蝶と同じように、人も一人一人見えている世界が違うのかもしれませんね。

ないものとしてカットしていた情報を意識して聞いてみれば、自分がこうだ!と思い込んでいた世界が大きく変わるかも知れません。

同じ場所、同じ時間に存在していても
「意識をして何を見て、何を聞くか」
によって私たちの世界が変わるとしたら、
あなたは何を見て、何を聞きますか?

素晴らしいのは、私たちはそれをチョイスできるということです。

私たちにはまずすべて与えられていて、そこから自分で見たいこと、聞きたいことを選べる世界に生きています。