私は若い頃から長い間、電話の応対をする仕事についていました。
電話で顔の見えない方と話すのは得意でした。
声のトーンやテンポなどで、電話の向こうにいる方の表情が見えるような気持ちで話をしていました。
実際にその人の姿が頭に浮かんでいる、という感じ(笑)もちろんイメージですよ。

たまにですが、電話を取った時にはもう既に怒っているお客様がいます。
本当にたまーになので驚きますが(笑)そんな時は延々と続く怒りを止める方法を知っています。

「テンポをズラす」
大抵このやり方で止まります。

電話ですから、相槌をうったり謝罪の言葉を伝えるのですが、その合いの手のテンポをズラすんです。
ちょっと間を空けてみたりします。
お餅つきの合いの手のように、相手の怒りとこちらの投げ入れる言葉のテンポが合ってしまうと、会話は終わりません。
つき上がるお餅もないので完了しないのです(笑)

これってなんでも同じだなぁと思います。
合いの手や反応が良ければ、テンポよく早めにものごとが進んだり、発展したりしますよね。
反対に、ギクシャクしたり、反応のない相手とは心さえシューっと消えてしまうことがあります。

宇宙とテンポが合ってるかどうかで、手にする情報の量が変わりますし、現実に願いが叶っていく速さが違います。

グズグズしてると消えてしまう恩恵がたくさんあります。

そして、自分が悲しみや怒りに見舞われた時、
自分をそのテンポに合わせてはいけません。
ズラしてください。
怒ってるときに、仔猫のくしゃみのYouTube見るとかね(笑)
効果ありますよ!

テンポは合わせる!ズラす!が大切です。